「Mamosunのお宝」コーナーではMAMOSUNのモデルガン等、かなりマニアックな趣味で収集したり偶然たまった、メインのコレクション以外の珍品(自分じゃお宝のつもり)等を中心にをウェブ・ログ的に紹介しています。
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2013年 10月 4日(金)         中田商店 「第二次大戦各国軍用品」カタログ            モデルガン
趣味のついでに色々と手元に溜まってしまった、金属製(黒色)モデルガンのカタログ等を「Mamosunのお宝」で勝手に紹介しておりますが、気が付くと何だかんだと7年近くも経っちゃいましたね。 まぁこの辺でMamosunの一番のお気に入りである、中田商店の「第二次大戦各国軍用品」カタログ・シリーズを紹介しておこうかなぁーと思います。
今日まで続く日本のミリタリー文化の最大の功労者は、やはり何と言っても中田商店と中田社長さんでしょう。 中田商店がモデルガンの製造販売をしていた期間はそう長くは無かったのですが、その間にモデルガンの一大ブームを築きました。
その中でモデルガンと並行して制作されていた「第二次大戦各国軍用品」シリーズは、モデルガンを初めとする貴重な軍用品等の詳細な資料が掲載された冊子型のミリタリー総合カタログです。
これらは昭和30年代後半から40年代に掛けて、CAT.No1からCAT.No7まで発行されていたようで、No.によってはバージョン違いも存在します。 また同時期にウェスタン用品に特化した「西部開拓時代」というカタログもありました。
ちなみに「第二次大戦各国軍用品」は、CAT.No1からCAT.No2までがA4サイズで、それ以降のCAT.シリーズと「西部開拓時代」はB5サイズに変更されています。
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」の表紙と裏表紙 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No2」の表紙と裏表紙
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」の表紙と裏表紙 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No4」の表紙と裏表紙
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No5」の表紙と裏表紙 「第二次大戦各国軍用品」 CAT.No6」の表紙と裏表紙
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No7」の表紙と裏表紙 「西部開拓時代 No1」の表紙と裏表紙
上記に掲載している7種類の「第二次大戦各国軍用品」カタログシリーズと「西部開拓時代」カタログは、数ある金属製モデルガン関連の資料の中でも、個人的に一番のお気に入りのお宝ですから、次回以降は CAT.No1から順番にじっくりと紹介して行きたいなと思います。
2013年 11月 4日(月)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.1」 > その1      モデルガン
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」は全ページ4色印刷された、中田商店初のカラーカタログ冊子で昭和39年4月に発行されました。(A4サイ16ページ 定価100円) 現在ではカラー印刷は当たり前ですが、50年前のしかもかなりマイナーな軍用商品用としては、異例なほど力の入った豪華なカタログでした。
当時はまだ本格的モデルガンの黎明期でガンブームが沸騰する前でしたが、このような派手なカタログが次第にモデルガンブームに火を付けて行ったんでしょうね。  (なお、このカタログは右綴じ製本のため、ページは右から左へ進みます)
右端の表紙にはヘルメットや戦闘服、また軍用拳銃や肩章、小銃などの軍用品がレイアウトされていますが、表紙でありながら掲載商品の説明やコメントが表記されているのが面白いですね。 また写真の小銃「アーマライトAR10」と「AK47カラシニコフ」の2種類は一見実銃に見えますが、実銃の写真と比較すると細部に微妙な差があり、また全体的に実銃よりもなんとなく格好良く出来ています。 実はこれは当時中田商店研究部に在籍していた、六人部 登 氏が製作したレプリカモデルで、軍用拳銃4丁「ブローニングHP、スチェッキン、MAS M1950、ベレッタM1951」も同様に製作されたレプリカですね。(後述の6頁参照、また戦闘服のコルト45はレプリカかどうか不明です)

2ページと3ページには「帝国陸軍」と「帝国海軍」の軍装品がレイアウトされており、「陸軍九九式歩兵銃」と「十四年式拳銃」も同じくレプリカモデルです。 なお掲載商品はカタログ発行時にほとんど在庫が無かったようで、2、3ページはカタログ掲載商品の購入方法や中田商店からのお知らせ等を掲載する、インフォメーション的なページとして扱われています。
4ページと5ページは「軍用テント&野営用品」がレイアウトされています。 掲載の商品を見ると当時の中田商店はアメリカ軍のサープラス等がメインの商品だったことが分かります。 このためかどうか分かりませんが、下段の商品名と価格を見ると殆んどの商品の値段の後に、「位」が表記されているのが何とも面白いですね。(例:\1,800位) ちなみにページ表記"4"の下の"T"はページ別のアイテムナンバーの頭文字で、"T"はテントのTかな。

6ページは「サバイバル用品」として、救命ボートや救命具がレイアウトされています。 このページのアイテムナンバーの頭文字は"V"ですが意味不明。(ボートのBをVと勘違いかなぁ?)
また下段の商品名と価格表記の下には中田商店の所在地図に並んで、カタログ掲載のレプリカ銃器の資料提供者として 企画部の根元 忠、製作者として 研究部の六人部 登の両氏が表記されており、資料として非常に貴重なページです。

7ページは「軍用靴・軍用帽子」として、軍靴やホルスター、ガスマスク等各種着装品がレイアウトされています。
写真下に掲載商品は在庫少数と表記があり、実際カタログ制作中に掲載商品の内10アイテムはすでに完売してしまったようです。 このページの頭文字は靴の"K"?

8ページは現在でも中田商店が幅広く展開している、アメリカ・ミリタリー商品である「米軍々用品」の1ページ目として、戦闘服など着装品や米軍鉄カブト外帽・内帽、軍用衣服バッグ、また「B.A.R.」弾倉入や「ガバメント」弾倉入、米軍用防虫カヤ帽子などの希少アイテムが沢山レイアウトされています。
アイテムナンバーの頭文字の"U"は、もちろん「U.S.A.」のUですね。
2013年 12月 4日(水)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.1」 > その2      モデルガン
今回は「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」の後編です。 内容的にはアメリカ軍のサープラスやブームが始まったウェスタン用品、それに黎明期のモデルガン等が掲載されています。
右端の9ページはアメリカ空軍の装備品や、各種背のう、ベルト、また弾帯類、上着とズボン等がレイアウトされています。
アイテムナンバーの頭文字は「U.S.A.」のSになっています。
10ページには陸軍歩兵用の装備類として、携帯シャベル、斧やピッケル、また寝袋型毛布等がレイアウトされていますが、なぜか旧帝国陸軍の飯盒や鉄兜、帝国海軍の戦闘帽等が混じっておりますね。 アイテムナンバーの頭文字は「U.S.A.」のAになっています。
11ページにはアメリカ空軍用の軍服や整備士用ツナギ、また防寒用のズボンやジャケット類がレイアウトされています。
アイテムナンバーの頭文字はBになっていますが、これは前項の「U.S.A.」のAの次だからかなぁ~。
右端の12ページはアメリカ軍、イギリス軍、オーストラリア軍のオーバーやコート類や野戦ズボン、また下着や靴下等がレイアウトされています。 アイテムナンバーの頭文字はBの次なのでCになっています。
13ページには各種救命具や頭巾、スパッツ、またアメリカ軍婦人部隊制服等の珍品に混ざって、なぜかジープ用のジェリカンや、当時の自衛隊正式小銃でもあった「M1ガーランド」モデルガンの試作品(当然、六人部氏製作の着剣レプリカモデルでしょうね)が掲載されています。 アイテムナンバーの頭文字はCの次のDになっています。
14ページはいきなりウェスタン用のアイテムである、テンガロンハットやブーツ、拍車、また上下ジーンズやシャップス、加えてアメリカ製ウェスタン・トイガンと各種ガンベルがレイアウトされています。 当時はウェスタンブーム真っ盛りでしたが、まだSAAの本格的モデルガンが誕生する前だったので、掲載されているマテルやニコルスのSAAトイガン、またこれらを国内で改造した早撃ち用ピストルで西部劇の雰囲気を味わっていたんでしょうね。
アイテムナンバーの頭文字も突然Wになっていますが、これはもうウェスタンのWでしょ。

15ページは世界初のモデルガンである「モーゼル・ミリタリー」や「オリンピック・ターゲットピストル」を始め、オートマチックやリボルバーなど玩具の鉄砲、またショルダーホルスターや弾帯、キーホルダー等がレイアウトされています。
写真の「G281 コルト45オートマ」は、Mamosunも子供の頃に持ってた、かなり初期のコレクションで、輸入品の巻き玉を装填して連射してました。
このページの頭文字はGUNのGかな?

左側の裏表紙は表紙に順ずるデザインですが、レイアウトされているワッペンや肩章、また軍用メタル(徽章類)はどれも売り切れのようで、売り物は四隅の腕章位いです。
まあ最も目を引くのはMGC製のゼンマイ式M3グリースガンとM1ガランド用銃剣ですね。 欄外にはこれらの詳しい説明が書かれています。
下段の発行元は中田商店の第二次大戦資料研究部になっています。
2014年 1月 4日(土)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.2」 > その1      モデルガン
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No2」は CAT.No1と同様に全ページ4色印刷で、構成もA4サイズ16ページの右綴じ製本と同じです。 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」の8ヵ月後の昭和39年12月に定価100円で発行されました。
但し経年変化(何たって50年)もありますが、CAT.No1と比べるとカラー印刷の発色が全体に濃く、またあまり鮮明ではないページも存在します。 このため、スキャンニング後レタッチソフトで色調補正などを行なっています。
(なお、このカタログも右綴じ製本のため、ページは右から左へ進みます)
右端の表紙は帝国陸軍野営地を模して、軽機関銃や重機関銃がなどの軍用品がレイアウトされています。 よく見ると各アイテムに黒文字の説明文が添付されているのですが、背景の草むらに被ってしまい非常に判読し難いです。 また下段の白枠にはカタログ製作の主旨と、掲載の九二式重機関銃と九九式軽機関銃の、レプリカ製作時の陸自武器学校の協力が記載されています。 ちなみにカタログ内に掲載の試作銃器(レプリカ)の製作は六戸部氏がメインと思われます。
2ページと3ページには試作(レプリカ)銃器類を配置し、以降「第二次大戦各国軍用品」の定番レイアウトとなる、各国代表的火器の紹介ページが初めて登場しています。
2ページには上からアメリカ軍のM1919A6軽機関銃、ドイツ軍のMG34機関銃、フランス軍のM1924/29軽機関銃となぜかM1950拳銃が掲載されています。
3ページには上からソビエト軍のデクチャレフ軽機関銃とPPSH M1941短機関銃、イギリス軍のルイス系機関銃、チェコスロバキア軍のブルーノZB26軽機関銃が掲載されています。
右端の4ページには「大東亜戦争圏要図」の上に、各国の小銃、カービン銃の試作品(レプリカ)がレイアウトされています。 左上から帝国陸軍の三八式歩兵銃、アメリカ軍のM1カービン銃、ソビエト軍のモシンナガンM1938カービン銃、イギリス軍のエンフィールドNo.1 MkⅢ小銃、ドイツ軍のモーゼル98Kカービン銃、帝国陸軍の九九式歩兵銃が掲載されています。
中央の5ページには各国の代表的な拳銃の試作品(レプリカ)がレイアウトされていますが、最下段のS&Wチーフズスペシャルとその右上のワルサーPPKはモデルガンで、定価が記入されています。 全体的にメジャーな拳銃が多いですが、ウェブリ自動拳銃、トカレフTT30、マースM1950、ベレッタM1951、スチェッキン・マシンピストル等は非常に珍しいモデルですね。 なお、ページ中央を横切っている白線はスキャニングのエラーではなく、始めから存在する印刷ミスです。
左端の6ページには各国の軍服やヘルメット、軍靴等の着装品、また非常に珍しい二〇年式村田連発銃やスプリングフィールドM1903A小銃、トンプソンM1928A1などがレイアウトされているのですが、写真のコントラストが非常に強く、これ以上の補正ができないためかなり見辛くなっています。 また殆んどの掲載品は非売品か、発行時から在庫切れのようです。
また下段には「第二次大戦各国軍用品」カタログや掲載品の企画に協力した人物名が記載されていますが、根元 忠氏や六人部 登氏をはじめ、小橋 良夫氏など当時の銃器研究者が表記されています。

右側の7ページには銃剣・水筒・軍用帽子・ヘルメット・ガスマスク等の、所謂小物関連が各種レイアウトされています。
なかでも帝国陸軍の鉄条網切断鋏や九四式拳銃と南部小型拳銃用のホルスターは珍しいですね。 但し、掲載品の内売り物は3分の1位です。

8ページは上部にアメリカ軍のバージョン別のガスマスクや、小銃擲弾、迫撃砲弾、焼夷弾、70mm砲弾と、なぜかジェットパイロット用ヘルメットがレイアウトされています。
下部には米軍略式帽のレイアウトの上に、コルク弾を発射する「ライフルマンジュニア」?と、MGC製の「M3サブマシンガン」が格好良く配置されています。
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」の裏表紙の写真とは違い、量産品を使った写真ですね。
2014年 2月 4日(火)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.2」 > その2      モデルガン
今回は「第二次大戦各国軍用品 CAT.No2」の後編です。 カタログ後半の内容はアメリカ軍のサープラスやウェスタン用品、各種のモデルガン等に加え、当時の流行だした新ジャンルとして、スキーや登山用品またライダー用革ジャケットやヘルメット、また何故か電気シェーバー等が掲載されています。
右端の9ページはアメリカ軍の各種着装々備品がメインですが、一部日本とカナダの軍装品が掲載されています。 また中央にはUS.M1ガーランド・ライフル、US.M3サブマシンガンとなぜかソ連軍のAK-47突撃銃がレイアウトされています。
新製品扱いのM3は前回の8ページに掲載されていた物に比べると、かなり汚れていますから試作品でしょうか? また、M1ガーランドの説明には当時の自衛隊への配備数が明記されていますが、僅か7万7千丁程しか装備されていなかったんですね・・・
10ページはもろ「西部開拓時代」です。 ウェスタン・アイテムの定番テンガロンハットやガンベルト類に加えて、インディアン関連用品も掲載されています。 左下に置いてある「ウィンチェスターM94」はたぶん本物じゃないかと思われます。
また、一番下に鎮座しているリー将軍の外輪船は非売品のようですが、欄外の説明に船の逸話として、この船の模型を中田商店に売り来たのが六戸部 登氏で、それが縁で中田商店で各種銃器の製作をする事になったようですね。 またその下には、西部開拓時代資料研究部の根本 忠氏のコメントも掲載されています。
11ページは「第二次大戦各国軍用品 CAT.No1」の15ページと同じものですが、「十四年式拳銃ケース」と「コルト45オートマ」の価格が変更になっています。
右端の12ページからは新規取扱商品が紹介されていおりまして、このページの上段にはおそらくスキーウェアと思われる上着類が掲載されています。 今から見ると何とも野暮ったい代物ですが、当時としては随分派手なファッションだったんでしょうね。
下段にはおそらく「カミナリ族」時代の単車用のヘルメットと革製ライダースーツが掲載されております。 なんかひと昔前の東南アジアで見かけたようなとても地味なデザインであります。
13ページには各種革コートと革ジャンパーが掲載されています。 前ページのスキーウェアに比べると随分と渋い出で立ちですが、値段を見るとあまりに高価(現在に換算すれば恐らく10倍以上?)ですからどれほど売れたのか興味が沸きます。
14ページは唐突ですが「世界の電気カミソリ」を紹介していますが、おそらく身内に電気シェーバーのコレクターがいたんじゃないかと思わせるページです。 内容の殆んどがコレクションの紹介で、売り物は最下段の3種類だけです。 まあ現在では5枚刃等のカミソリに押され気味のシェーバーですが、当時としてはある意味ステイタスのシンボルでもあったんでしょうね。

15ページは中田商店を紹介するページで、中田忠夫社長のご挨拶と新店舗開設のご案内が掲載されています。
ページ上部には当時の中田商店の店頭で撮ったスタッフの集合写真が掲載されており、中央部にはソビエト軍の「デグチャレフDSHKM1938重機関銃」のドラムマガジン式試作品の写真が紹介されております。
(正式名称はDSHK1938じゃないかと)

裏表紙には各国のサーベル、セイバー、軍刀と、ワッペンや肩章、また軍用メタル(徽章類)がレイアウトされいます。
掲載品には実物が多いようで、売り物は腕章や肩章等です。
発行元は中田商店の第二次大戦資料研究部と西部開拓時代資料研究部になっています。
2014年 3月 4日(火)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.3」 > その1      モデルガン
各国軍用品カタログの3号目となる「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」はそれまでの CAT.No1とCAT.No2とは異なり、B5サイズの左綴じ製本に変更され、同様に全ページ4色印刷からモノクロと4色印刷を合せた構成になり、これ以後の「第二次大戦各国軍用品」の雛形となりました。 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No2」の1年半後の昭和41年4月に定価100円で発行されました。
また、内容もそれまでの商品写真の羅列から、初期のGUN誌のような商品写真を掲載したカタログページと、各種資料やレポートなどの読み物ページを合せた構成になっています。
(なお、このカタログから左綴じ製本のため、ページは左から右へ進みます)
左端の表紙は「陸上自衛隊武器学校の武器参考館に展示されている、帝国陸軍「三式中戦車」と八十九式中戦車」が各種諸元と共に掲載されています。 戦車のことはあまり詳しくありませんが、海洋国家である日本はやはり陸上兵器は得意ではなかったようで、ナチスの戦車と比べると性能の差を感じます。
まあ反対に洋上艦隊と航空機を組合わせた帝国海軍の戦艦、航空母艦、戦闘機(もちろん陸軍機も)等は日本の方に分がありました。 ナチスでは最後まで航空母艦を実戦配備できませんでしたからね。
2ページには各国軍用銃として上から、ソビエト軍のモシンナガン、イタリア軍のカルカノ、ベルギー軍のモーゼル、ドイツ軍の試作型モーゼル・カービン、ソビエト軍のトカレフ・セミオート、帝国陸軍の九九式、帝国陸軍の四四式、帝国陸軍の三八式、イギリス軍のステン、アメリカ軍のM1A1が掲載されています。 右側の3ページに各銃の諸元が掲載されています。
(なお、表記しているページ数は表紙からの順番になりますので、各ページ内に印刷されたページ番号とは異なります)
左側の4ページと5ページにはミリタリー資料として「日本軍の兵装備について・歩兵(その1)」と「日本陸軍兵服装・歩兵(その1)」が掲載されています。 内容は簡潔ですが実際に実物の経験者が、兵装備の三八年式歩兵銃と軍服や個人装備品が解説されているようです。 現在の使用経験のないライターが、昔の資料を元に書いた記事などと比較すると、内容のリアルさが違いますね。
右端の6ページには根元 忠氏が書いた「コルトリボルバーの生みの親 サミュエル・コルト」が掲載されています。 非常に詳細な内容を簡潔に書かれていますが、50年も前にひとりの銃器発明家の人物像を、ここまで詳しく把握していた根本氏の「ウェスタン」への思いと調査力は凄いと思います。
左端の7ページは「コルトリボルバーの生みの親 サミュエル・コルト」の続きです。 最初に造ったリボルバーが殆んど売れずに、工場が閉鎖になり酒びたりになっていたサミュエルが、唯一リボルバーを買ってくれたテキサスレンジャーの大活躍で、大企業に復活する内容は面白いですよ。
8ページと9ページにはミリタリー資料として、現在でも活躍されている床井 雅美氏が書いた「ナチス ドイツの武器と装備」と「ドイツ陸軍歩兵科 一般兵の服装」が掲載されています。 実物の研究者である床井氏がKar 98kモーゼルとドイツ兵の軍服や個人装備品を、アカデミックな内容で解説されています。 やはり根本氏と同様に当時の貴重な実銃資料ですね。
10~12の3ページには当時販売されていたモデルガンを始めとする、輸入・国産の玩具銃やナカヤのエアーコルク銃などが掲載されていますが、これらは良く見ると写真ではなく絵ですね。 昭和30年代末まではこのような印刷が割りと多かったですが、このカタログのように普通のモノクロやカラー写真と一緒に掲載されているのは珍しいです。
この中で本当の?モデルガンはモーゼル軍用拳銃だけで、その他は輸入玩具や国内で改造した商品ですが、ルガーブラックホークは一生懸命?改造した部分を強調した説明が載っています。 ニューコルト45は輸入品の巻き玉と一緒に玩具屋さんで買って、散々撃ちまくった思い出があります。 11ページの右上にあるラストラ・ララミーの実物を見た事はありませんが、さすがイギリス製だけありどう見ても「中折れ式」ですよね。 香港製の巻き玉式金属製ピストルは今あればかなりのお宝でしょうね。 ナカヤ製のオートガンは現在のエアガンとは違い、銃口にコルク弾を填めて撃つので命中性は期待できません。 射的場以外ではいったい何に使っていたんでしょうか?
2014年 4月 4日(金)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.3」 > その2      モデルガン
今回は「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」の2回目として、11から19ページまでを紹介します。 この部分はCAT.No3の中程となりますが、モデルガンのカタログ等が割りと集まった感じです。 またアメリカのエアガン「ペリット・ガン」の特集ページ等も掲載されております。
左端は「COLLECTION GUN」の第1回として、これまで輸入販売してきた玩具銃30種類の写真が掲載されています。 各銃の解説等は全く無いのが今となっては惜しいところです。 ちなみに前ページまでの絵からちゃんとした写真になってます。
中央のページはルガーの解説と、懐かしいスライドアクション「ナカタ・ルガー」の発売予定が掲載された「ルガーについて」です。
右端のカラーページは一見「横浜 ドリームランド」で開催された、戦後最大の防衛博覧会「防衛博」の全面広告に見えますが、よく見ると上部の「大礼服」とは分かれているようです。
参考品か商品かは不明ですが、旧帝国海軍の中将用と旧帝国陸軍の大佐用です。
左から2ページには新製品紹介として、世界三大拳銃のルガーP08(ナカタ製)、ワルサーP38(ナカタ製)、コルト45 M1911A1(CMC製)の当時大人気の3種類の新発売が掲載されています。 丁度モデルガンの大ブームが始まった頃のカタログで、コルト45(この頃はあまりガバメントの表記が少ない)の下には、カスタムストックとサイレンサーを装着したモデルも出ていますね。
また、この拳銃類のレイアウトも以降「第二次大戦各国軍用品」の定番デザインとして継承されます。
右端は軍用品(アメリカ軍と日本軍)のカタログページですが、下半分は小型拳銃のワルサーPPKとブローニング380が掲載されています。(時期的に製造メーカーがMGCか、丸郷商店、インターナショナルガンショップかは不明です)
左端は「各国ヘルメット」のページですが商品はアメリカ軍の外帽と内帽だけで、その他は非売品の実物のようです。 各国といっても第二次大戦参戦国の物ですが、中でもドイツ軍用の物が一番種類が多いです。
18ページと19ページには実銃?資料として、「ペレットガン」中田商店資料部編が掲載されています。 ペレットガンは火薬を使用しない銃器のため、アメリカでは子供用のBBガンとして売られていますが、エアガン全盛の現在の日本でも実銃扱いのため所持できませんね。 日本のエアガンとは簡単に比較できませんが、中でも写真1の二段目に出ている、CO2ガスボンベ内臓式のピースメーカーはかなり魅力的ですね。
説明文内に定価を円に換算した価格が表示されていますが、レートが1ドル=360円なのがとても懐かしいです。
2014年 5月 4日(日)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.3」 > その3      モデルガン
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」も今回が最後となります。 CAT.No3の後編部となりますが、昔のGUN誌を彷彿させる長編の読み物や、貴重な中田商店制作部の紹介記事、また第二次大戦時の資料等が掲載されております。
4ページにわたり、第二次大戦中「関東軍第四軍第八独立守備歩兵、第十二大隊第二中隊克山駐屯下見隊」に所属されていた、鈴木常雄氏が戦友会で発行されていた「南征記」の前編が紹介されています。
これは北部満州の京山から鉄道で朝鮮半島を経由し、釜山港から航路で神戸港、横浜港、芝浦桟橋へと帰国し、休む間もなく横浜港から輸送艦、護衛艦の計25隻の船団で、サイパン、グアム、ヤップの各島を経由し極秘の目的地へ向かった、本当の戦時ドキュメンタリーです。 実際に乗艦されていた方の文章ですので、アメリカ潜水艦に付け回されたり、極度の船酔いになったり等、とてもリアルで興味深い内容です。 私も子供の頃から、北満州に駐屯していた父やその戦友から散々戦争中の武勇伝?を聞かされていましたので、妙に共感できる読み物です。
中央と右ページは、当時六人部 登氏と斉藤 荘八氏のたった二人でやっていた中田商店の製作部を紹介した「制作部だより」です。("制作"はたぶん誤字) 業界の重鎮と言われた六人部氏も、当時は装飾用銃器や新製品の原型製作だけでなく、モデルガンの修理までやっていたんですね。 また手掛けている「ワルサーP38」の原型試作の内容や、一丁の製作に1ケ月も掛かるため販売できないワンオフの銃器の話が掲載されています。
左と中央のページは中田商店の中田社長が力を入れていた、戦時中の収集品の中から物資不足時代の軍用品と、激戦だった沖縄をしのぶために行なわれた、沖縄鎮魂訪問時の写真が掲載されています。
右端のページは商品カタログで、ページ上部に「チーフズスペシャル」(たぶんダブルアクション・オンリーモデル)とショルダーホルスターが、下部にはフリントロックや大砲等の各種ライターが掲載されています。
左端の最終ページは「西部開拓時代」として、ウェスタン用品のカラーカタログページになっています。 ガンベルトやちゃんとしたモデルガン?以前のピースメーカー等が掲載されていますが、上の写真の四人の少年はいったい誰?
中央のページは裏表紙で、第二次大戦に使用された各国の拳銃として、千円以下の無可動のキャスト?モデルが掲載されています。 全部で13丁ありますが、その中の2丁「ベレッタM1951」と「マスM1950」は第二次大戦後だろっ、といちゃもんを付けたい所ですが、ちゃんと「戦後製」と明記があるので許しました。 また通販の送料が1種でも10種でも150円と言うところがなんとも太っ腹であります。
本カタログの紹介はここまでですが、実はMAMOSUNは「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」を2冊持っておりまして、その2冊に微妙な差があります。 このカタログシリーズはわりと短期間に発行されているため増刷りはされていないと思いますので、印刷のタイミングと裁断製本時の差だと思います。 右端の写真がこの2冊の気になる部分を撮影した物で、上部は裁断の差の部分で、下の左右は印刷のタイミングで生じたインクの濃淡と精度の比較です。 どちらも印刷のインクが薄い下側の方が、写真の精度が高く見えますね。
2014年 6月 4日(水)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.4」 > その1      モデルガン
第二次大戦各国軍用品カタログの4号目となる「CAT.No4」は,、「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」の約1年後の昭和42年2月に発行され、全36ページで価格は同じ定価100円でした。 また、内容的には「各国軍用品 CAT.No3」と同様にカタログページと、各種資料やレポートなどの読み物ページを合せた構成ですが、より商品写真が充実したカタログ色が強まっています。
特に表紙は昭和41年から放映され爆発的人気を誇ったアメリカ製スパイアクションTVドラマ「0011 ナポレオン・ソロ」のステージガン UNCLE TYPE の影響を受けています。
左端の表紙は大人気だったモデルガン「ワルサーP38」の、カスタムモデルのバリエーションをレイアウトしたページ構成です。 「0011 ナポレオン・ソロ」の主人公たちが使用していたアンクルタイプは、この後中田商店製とMGC製が競作され大人気になりました。 右上には当時としては非常に珍しいP38のブローバックシーンの写真が掲載されています。
中央は「COLT」と「LUGER」として、「ガバメント」(たぶんCMC製初代発火モデル)と「P08 4inch 8inch」(中田商店製)を掲載したカタログページです。 写真中央のフル装備のルガー砲兵モデルは、指の力だけでスライドアクション(タニオアクション)操作をしていたある意味凄い?モデルガンでしたね。
右側の3ページ目には「ワルサーP38」のコマーシャルモデルと、本革製ホルスター&ショルダーホルスターが掲載されています。 このページレイアウトはこれ以降の第二次大戦各国軍用品カタログに継承されていきました。
左側の4ページと5ページにはウェスタン用ガンベルトから、刑事やエージェント用ショルダータイプ、また軍用までのホルスター類がレイアウトされたカタログページです。 個人的には「コルト45オート」用ホルスターを購入して、ホルスター上部にガバメントのスライド下側を押し当てながら銃を押して、カートリッジを装填する「ワンハンド・ローディング」の練習をしてましたね。
右端の6ページには再び「COLT」と「LUGER」が登場しますが、ここではそれぞれ専用のホルスターとのツーショットのカタログページになっています。 またこのページレイアウトもこれ以降の第二次大戦各国軍用品カタログに継承されています。
「各国軍用品 CAT.No4」には左端のような目次のページがあります。 実はこのカタログは非常に凝った構成になっており、ページ数的には36と4で割り切れるページ数ですが、巻頭にカラーページを集めたかったためか、表紙と表2を除く前カラー4ページ分だけが中綴じではなく部分的な平綴じ処理をされています。 このためカラーページと目次ページの間は糊付けされています。
8ページと9ページには「ルガー・ピストルの生みの親 H・ボーチヤードとG・ルガー」という読み物が掲載されています。 2ページながら詳細な彼ら人生が綴られた興味深い内容です。 そして何よりも注目するのは、これを執筆されているのが西部開拓史の生き字引だった根元 忠氏だということですね。 当時の状況ながらウェスタン以外の銃器にまで及ぶ豊富な知識には敬意を表します。
10ページと11ページは引き続きルガーに関連した構成となっています。
右側の10ページには、中田商店製の「ルガー P08 4インチモデル」の部品展開図と価格表が掲載されています。
MGC製のルガーはリアルに実銃をコピーした構造でしたが、中田商店製はアクションを優先したタニオタイプでした。
実銃やガスガンの展開図に慣れてしまっているので、スライドアクション式の部品図はかえって新鮮に感じます。

左の11ページには「LUGER P08」実銃の、おそらく実物大のイラストが掲載されています。
このページにモデルガンの写真ではなく、あえてイラストを載せた意味は解かりませんが、確かに写真よりもこのイラストの方がインパクトはありますね。
2014年 7月 4日(金)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.4」 > その2      モデルガン
今回は「第二次大戦各国軍用品 CAT.No4」の2回目として、12から22ページまでを紹介します。 前回はルガー関連で終わりましたが、この部分にはワルサーP38や帝国陸軍九九式小銃・短小銃、またファスト・ドロウ第一人者の来日から各種カラーカタログページ等、充実した内容が掲載されています。
左2ページは「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」に掲載されていた、「ナチスドイツの武器と装備」の第2回として「PISTOLE-38」の誕生から機構までが紹介されています。 2ページながら内容は充実しており、ワルサーHPからスウェーデン用P39にまで触れています。 右ページには同様に「第二次大戦各国軍用品 CAT.No3」に掲載されていた、「日本軍の兵装備」の歩兵その2として「九九式短小銃及び小銃」が掲載されています。 やはり九九式の開発から各種実包や種々の問題点等が記述されています。
左端は「九九式短小銃及び小銃」の続きですが、九九式のバリエーションは多く、中でも九九式短小銃の製造数が一番多かったことは知りませんでしたね。 右側の2ページにはアメリカの「Western States Fast Draw Association」の会長で0.07秒の早撃ち土建屋さんのRon Mossholder氏が来日し、中田商店を訪問したニュースが掲載されています。 右ページの右下には若い頃の国本氏との記念写真も載っています。
ここからはモデルガン・カタログのページが続きます。 左端には中田商店製のワルサーP38コマーシャルモデルの部品展開価格表が掲載されていますが、前回の「ルガー P08 4インチモデル」の部品展開価格表に比べるとより実銃らしいですね。
中央には中田商店製のワルサーP38モデルガンの説明が掲載されています。 上の各部名称用の写真は販売中のモデルガンですが、下のミリタリー・スライドのUNCLE TYPEはマズルブレーキ、エクステンションバレル、銃本体はたぶん試作品。
右端は小型モデルガンのカラーカタログページで、2種類のPPK(丸郷商店製とインターナショナルガンショップ製か?)とチーフズ・スペシャル&センチニアルのS&Wリボルバーが掲載されています。
左ページも同様に各種モデルガンのカラーカタログページです。
ブローニング380、コルトポケット、ハンドエジェクターと旧タイプピースメーカー、それにモーゼルの試作品が掲載されていますが、写真のモーゼルは試作品じゃなく販売中のモーゼル・ミリタリーのモデルガンですね。

またこのページレイアウトもこれ以降の第二次大戦各国軍用品カタログに継承されています。

右ページには弾丸型キーホルダーとモデルガン新製品が掲載されています。
ページ中央には「ベレッタ M1934」が、ページ下段には「南部十四年式自動拳銃」が出ていますが、いづれもハドソン産業の製品ですね。
2014年 8月 4日(月)     中田商店 「第二次大戦各国軍用品 CAT.No.4」 > その3      モデルガン
「第二次大戦各国軍用品 CAT.No4」は今回の3回目で最終回となります。 CAT.No3から続く長編の読み物も掲載されていますが、全体的にアクセサリーのカタログページが充実しています。 また裏表紙にはファスト・ドロウを極めた、伝説のガンマンも登場しています。
左端と中央にはモデルガン新製品のモノクロ・カタログページが続きます。 掲載されているのは、モデルガン初のスタガード・マガジンを採用した「BROWNING HI-POWER PISTOL」、Mamosunが初めて手に入れたモデルガン「TOKAREV AUTOMATIC」。 モーゼル・ミリタリーの新型でクリップローディング式採用の「モーゼル・ミリタリーM1895」、やはりモデルガン初の中折れ排莢・装填式リボルバー「ブリティッシュ・エンフィールド№2 Mk.1」の4種類です。 初めて入手した本物の?モデルガンという事もあり、やはりトカレフは今でも最も好きな銃のひとつですね。 それからモーゼルミリタリーのM1895だけが写真ではなくイラストが掲載されており、結局4丁のうちこれだけが発売されませんでした。
右端はサイレンサーとアダプター、それに各銃用の木製グリップが掲載されていますが、グリップは安かったですね~。 一番上のサイレンサーをトカレフに装着していましたが、本当に映画のように減音された銃声がカッコ良かったです!
左から2ページはショルダーホルスターとガンベルトを、モデルさんが装着したモノクロのカタログページです。 ここにはCAT.No4の一回目に紹介した巻頭のカラーページ群のホルスターとガンベルトの単体カタログ商品の一部も装着写真として出ています。
右端ページからはCAT.No3に掲載されていた、「関東軍第四軍第八独立守備歩兵、第十二大隊第二中隊克山駐屯下見隊」所属の、鈴木常雄氏が執筆された「南征記」の続編が掲載されています。
パラオへ上陸するまではグラマンの50口径と海軍20粍2連機関砲が撃ち合い、輸送中の陸軍兵士は船倉に避難していたが、上陸間近かになると歩兵も陸戦用機銃で防空警備に参加した内容等がとてもリアルです。 その後各島を転戦し、時には大空襲の下で「どこにいても死ぬときは死ぬんだ」と言いながら、炊事して各員にニギリ飯を配るシーンは、亡くなった親父が中国戦線で激戦中に「しっちゃいねーや」と言いながら皆で羊かんを食べてた話を思い出しました。
中々興味深い手記なのですが、8月13日の記述を最後に途中で終わっています。 次回から紹介する「第二次大戦各国軍用品 CAT.No5」に続編は掲載されていませんので、結果的に未完で終了した形です。 それとも日付が終戦の2日前なので、実際にこれで完了だったのか、いづれにしろ謎が残ります。
左端のページは当時中田商店で、六人部さんと製作部にいた斎藤さんを、アメリカ陸軍歩兵に見立てたミリタリー装備品の全身カタログです。 アメリカ軍鉄カブトの内帽が「台風の時に役立ちます」の説明は笑えます!
中央のページはCAT.No3に続く「COLLECTION GUN」の第2回目が掲載されていますが、今回は長物が半分以上になりました。 上の写真の下から二番目当たりにミニリボルバーが写っていますが、ウチには今でもこれと同時代のスペイン製のビンテージ「Keychain Fob Trueno Miniature Gun」が残ってますね。
右端のページは中田商店の社長さんが収集されておられた、物資不足時代の軍用品などの展示場を上野店に開設した案内告知です。
左端は世界で唯一の被爆地である、広島と長崎の写真が掲載されており、原子爆弾開発競争でアメリカに先を越され、敗戦を決断した説明がされています。 現在よりも客観的な表現がされているのは、やはり戦争体験者が圧倒的に多かった当時の反戦の風潮を反映しているのかもしれません。 今回のブログの更新が被爆直前の8月4日と言うのも妙な巡り会わせに感じます。
中央の裏表紙には「よみうりランド」にて、全米早射ちチャンピオンだった「セル・リード(マーク・リード)氏」を迎え、ファスト・ドロウの指導を受ける、日本ウェスタン・クラブのメンバーが紹介されています。 若き日の「根本 忠氏」や「国本 圭一氏」が一緒に写っている貴重な写真が掲載されていますね。
実は右端の写真のように、「第二次大戦各国軍用品 CAT.No4」も2冊持っていますが、 CAT.No3の2冊ほどの差がなく、単に経年変化と保管状態の差があるくらいです。 手前のカタログの方が保管状態が良いため、冊子の状態や発色が綺麗です。
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