ワイルドジープ ビッグフット仕様 1/6スケール
スーパー・ホイールのリニューアル時に1/6 GSG9のフィギュアを搭乗させ、完全なミリタリー仕様にしましたが、その時同スケールのシリーズに軍用車がある事を知りました。 車種には「U.S.ジープ」と「キューベルワーゲン」があり、ジープには幌付きとM2重機関銃搭載モデルがありました。 それを見た瞬間子供の頃に「コンバット」と同じくらい好きだった「ラット・パトロール」の戦闘ジープを無性に再現したくなりました。 そこで「SOLDIERS OF THE WORLD」製の「U.S.ミリタリーポリス仕様」を購入し、このジープにラジコンメカを積込もうと考えましたが、付属のタイヤがプラスチック製の完全なディスプレイモデルです。 そこで大型バギーのシャーシと合体して、タミヤの「ワイルド・ウィリス」的な巨大なワイルドジープを作ることにしました。 1/6ジープのボディの大きさから1/8エンジン・オフロード・カーのシャーシがピッタリ合いそうでしたので、丁度手元にあった古い1/8オフロードトラックのキットを利用する事にして各部を大改造し、さらにジープのボディを換装後にミリタリー・フィギュアを搭乗させたのが「ワイルドジープ・ビッグフット」です。
「SOLDIERS OF THE WORLD」製
「U.S.MILITARY VEHICLE」
DELUXE EDITION
1/8オフロード・シャーシからホイールを外した状態です。 さすがエンジン・オフローダーのシャーシだけあり、堅牢で高精度なジュラルミン製です。
バルーンタイヤを装着した状態ですが、タイヤサイズは直径160_、幅100_と巨大です。 手前は空気入れポンプとホイール取付用のレンチです。
21エンジンが付いていた位置に、ギヤダウン・ユニットを取付けた、高トルク仕様の30ターンモーターを組込み、大型重量級の走行に対応しています。
アッパーデッキの上側にステアリング用サーボと、8.4V対応のアンプを取付け、デッキの下側にはスイッチと受信機を取付けてあります。
7セル8.4VのNi-MHバッテリーパックはメインシャーシ右サイドに、スナップベルトで取付けます。
フロント脚廻りの写真です。 組立て精度が高いため、ノーマルサーボでもビッグタイヤをコントロールができ、予想以上に小回りが利きます。
リヤ脚廻りの写真。 全備重量6.5Kgを支えるためWダンパー式です。 シャーシ後方のトレーラー連結器はウィリー走行のガイドローラーも兼ねます。
C型部品はメンテ時に、シャーシからボディを外すための分解レバーです。 写真右奥のレバーのシャフト先端がボディ側の接続部をロックします。
ボディ前部下側のバンパー取付け部の、内側にあるアルミバーに空いている穴が、シャーシ側のロッキングシャフトと連結する部分です。
シャーシとボディの結合用ヒンジはアルミバーをコの字型に曲げた物で両端の、ボディ側のL字パーツの接続部を支点に、ボディの開閉をします。
ボディ両サイド下側に付けた、内部の目隠し用のアルミ製パンチング板のカバーには、搭乗員用サイドステップを取付け、リアル観を増しています。
底面の前方にはシャーシ連結用アルミバー、中央部両サイドには搭乗用ステップ部、そして後方にはシャーシとの連結用ヒンジが取付けてあります。
ギミック用のサーボはハンドルシャフトとチェンジレバーを、ロッドで連結してステアリング用サーボと連動して、ハンドルとシフトレバーを動かします。
ドライバーが実際に運転しているように見せるため、左手はハンドルを握らせ、右手は接着したOリングを介してチェンジレバーを握らせて動かします。
走行中は結構振動があるため、フィギュアが落車しないよう、運転席にはゴム製の4点式風のシートベルトを装着してあり、シート下側で固定します。
ドライバーフィギュアにシートベルトを装着した状態です。 ゴム製シートベルトで両肩を支えるように伸ばして、下側のフックに引掛けて固定します。
射撃手フィギュアは走行中の衝撃で落車したり転倒しないよう、リヤシートに固定したブーツに両脚を履かせ、上半身は重機関銃を握らせて固定します。
射撃手も1/6フィギュアを改造しています。 また射撃手を安定させるため、M2重機関銃のマウント・ポストはアルミ製のパイプで作り直しています。
M2を構えた射撃手フィギュアは完全に立った状態や、写真のようにスペアタイヤに腰掛けた状態等、リアルな姿勢をとる事ができます。
前から見ると大きなタイヤに挟まれた、シャーシ側の黒いアンダーバンパーがありますが、最初にクラッシュするボディ側バンパーは補強してあります。
バッテリーの充電などのメンテナンスを行なう場合は、フロントバンパーの内側にある、分解レバーを手前に引くとシャーシとのロックが外れます。
ボディはリヤ側のヒンジでシャーシと連結しているため、大きく開きスペアタイヤがストッパーにもなりますので、安定が良く作業性が向上します。
ボディとシャーシの結合部は華奢なアルミ製ですが、開口時はスペアタイヤが補助する構造です。 コードはギミック用サーボの延長コードです。
俯瞰から見ると両フィギュアの顔が見えず、また車内に配置した火器類や小物パーツが見えるため、かなり実車風なイメージを感じます。
後方から見た場合もフィギュアの表情が分からないので、より実車的な錯覚を覚えます。 巨大なタイヤがはみ出しているのに違和感は無いような・・・
「スーパーホイール」とツーショットにするとかなり結構リアルなイメージになりますが、ラジコン化してなきゃ、まるでフィギュア・オタクの世界です。
「1/6 ワイルドジープ」は製作記事を書いた事がありませんが、他のモデルの取材のついでに、2回ほど雑誌に取上げて頂いた事があります。
ラジコンメーカー・イベントの取材を受けた時に「ラジコンマガジン」さんが、メインのイベントより面白がって掲載してくれた時の写真です。
「ラジコン技術」さんの「スーパーホイール」の取材時に、デモ走行したら非弱なモーターながらパワフルな走行が受けて、一緒に掲載して頂きました。
始めは元々のエンジン仕様のままで巨大ジープにしようと考えていましたが、面白いことに若いモデラーだけでなく、ラジコンメーカーの人達でも、このサイズと重量のモデルはエンジンじゃなきゃ動かず、ラジコン用モーターでは不可能と信じていました。
そこで元来の天邪鬼モデラーの血が騒ぎ、普通のラジコンカー用モーターを使用して無駄にエネルギーを浪費しない、パワフルで省エネの巨大電動ラジコンカーを作ることにしました。
モーターはトルクを重視するため、540タイプの中でも特にトルクの強い30ターンを使用し、さらに2段階のギヤダウンでギヤレシオ 1:26のハイギヤードにし、これを高性能の大容量Ni-MH 7セル 8.4V の高電圧バッテリー動かします。 このパワーユニットをコントロールするアンプは8.4V対応でバック回路を内蔵した「SANWA F2000」を使用しています。
◎ 「ワイルドジープ ビッグフット仕様」 諸元
  :全長: 600mm
  :全幅: 420mm
  :全高: 400mm(フィギュアを入れると460mm)
  :重量: 6.5kg
  :モーター  540クラス 30ターン
  :ギヤレシオ 1:26
  :バッテリー Ni-MH 8.4V (3000mAh以上)
  :ラジコン装置 2ch :2サーボ :1アンプ
(ステアリングサーボと連動した予備サーボが、ハンドルとチェンジレバーを動かすギミックに使用)
走行性能は最高速度で軽く時速25`以上をマークします。 数値で見るとさほど速く感じませんが、実際に全長60aで重量6.5`もある1/6モデルが走行すると非常に迫力がありまるで実車のようにロールしたりします。 また、重量級でありながらパワフルなハイギヤードのため、ちょっとバックしてすぐに全力前進するだけで、簡単にウィリー走行しますが、このサイズのジープのウィリー走行は想像を絶する迫力です。 また、走行時間は4300mAhバッテリーなら40分以上パワフルな走行ができると思います。 これまで色々なラジコンカーを見ましたが、走らせてこれほど面白いと思ったモデルは久しぶりですね。
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